航空輸送の安全
乗客を対象とする航空輸送の安全規則
ご搭乗の方及び空港の利用者は下記の行為が禁止されています
- 検査場を通らず、または入場条件を守らず、空港または航空機の輸送安全ゾーンへの入場;
- 改ざんされた無効な渡航・輸送書類および/または身分証明書を使った、荷物または人の運送;
- 輸送安全ゾーンと空港または航空機の自由にアクセスできるゾーンへ持ち込みが禁止または制限されている製品や物質の持ち込み。
- 空港や航空機に対する不法な干渉やその他の措置が、•空港や航空機に対して行われ、それの損害に繋がる不法妨害やその他行為、または本来以外の目的での使用により、人命損害・財産損害及びそのリスクを生み出す行為。
出発前の検査及び飛行時の乗客の行動規則
㈱オーロラ航空の経営戦略のベースには、お客様のご期待とご要望に最大限に応えるという事が置かれており、弊社は日々お客様に提供するサービスの品質向上に努めております。安全で快適なフライトをお楽しみいただくため、弊社をご利用いただいている皆さまのご協力が欠かせません。
但し、弊社は時々、航空安全を害し他のお客様に迷惑をかけるお客様と直面する場合があります。 その場合、オーロラ航空は下記の原則に基づき対応いたします。
- 行動規則に反する行為を防止・排除します。
- 行動規則に違反する行為を防止・抑止するため、乗務員および地上職員に対し必要な権限を付与します。
- 法的機関に対し、違反者の逮捕・処罰に必要な行為において全面的に協力します。
㈱オーロラ航空の定める乗客の行動規則に従い、航行中の安全確保およびご提供のサービスの品質向上、または関係法令の違反防止をするため、航空関連施設において下記の規則を適用します。
乗客は以下の権利を有します。
- 運送契約に定められているサービス提供を要求する
- 乗客の生命、健康、個人の尊厳が危険に冒された場合、航空会社職員に対して保護対策を要求する
- 小型電子機器の使用は、出発前にオフラインモード、飛行中に機内モードでできる。
乗客は以下の義務を負います。
- 航空券の支払・発券時または㈱オーロラ航空または㈱アエロフロートロシア航空のホームページで、行動規則及び安全規則と機内持込手荷物に関する規則の内容を確認し、遵守すること;
-
地上係員・㈱オーロラ航空の職員・機長・その他乗務員の指示に従うこと。
- 出発空港で(チェックイン及び機内への搭乗を行う時);
- 乗客・手荷物の検査場で;
- 機内で離陸前及び飛行中;
- 乗り継ぎ空港・目的地の空港で;
- 搭乗券に記載されている座席に着席すること。座席変更は、客室乗務員への連絡及び機長の承認が必要です。
- お客様が、機内で摂取が禁止されているアルコール及びタバコを免税店で購入し、免税店の封印型のバッグを開封した場合、またはアルコールを機内へ持ち込んだ場合、その商品を一時的な保管のため乗務員に引き渡すことができる。
- 機内持込手荷物に関する規則に基づき、機内持込手荷物や手回り品を専用の収納スペースに入れること
- シートベルトサインが点灯した時にシートベルトを締めること (飛行機が着陸するまでベルトを締めたままにすることをお勧めします);
- 治安を維持すること。;
- 客室乗務員の指示に従い、電子機器をオフラインまたは機内モードにするか、電源を切ること。
下記の行為は禁止されています。
個人の尊厳と公衆道徳を害する飲酒状態で搭乗する(ロシア連邦行政違反行為法の第20.21条)こと。その状態の特徴とは以下の通りである:
- アルコールの臭い;
- 倒れそうな姿勢、ふらふらした歩き方;
- 話し方
- 顔色の急変、開いた/開いていない瞳孔
- 飛行中の安全および乗客・客室乗務員の生命・健康・尊厳の侵害を及ぼす恐れのある行為を行うこと;上記者に対して言葉による虐待・脅迫・暴行を行うこと
- 免税店で購入された封印型のバッグを飛行機が離陸するまで開封すること;
- 機内でのアルコール摂取(乗務員が機内で提供するアルコール以外)。
- 飛行中に機内での喫煙(電子タバコ含む)。
- 乗組員の指示のない時に非常用器具を使用すること。
- 滑走路移動中および離着陸時に電気通信機器を使用すること。
- 他の乗客に不快感を与えたり、乗組員の業務の妨げとなる行為を行うこと。
- 航空会社の財産を破壊したり、航空機外へ持ち出すこと。
- 滑走路移動中・離陸態勢・着陸態勢(シートベルトサインの点灯中)の時、座席を立ち、機内で移動すること;
- 機内持込される動物をケージから取り出すこと
お客様が手荷物に銃器・爆発物・危険物を所持している等の発言(いたずら、虚偽の発言等を含む)をした場合は、場合によって、テロ事件や爆発に関する誤報と見なされ、ロシア連邦の刑法第207条に定める犯罪として見なされます。その場合、20万ルーブルまでの罰金または本条に定めるその他懲役が課せられます。
上記の規則の違反があった場合、国際航空法や「航空機内で行われた犯罪その他ある種の行為に関する条約」(1963年東京条約)を批准した166か国(ロシア連邦も含む)の法律、およびオーロラ航空の乗客の行動規則に基づき、下記の措置が適用されます。
適用措置:
- アルコール中毒その他、何らかの中毒症状を持つ乗客に対するアルコール提供の拒否。
- 飛行中のアルコール飲料の没収(目的地到着後にお返しします)。なお、機内免税品販売で購入したアルコール類も対象になります。
- 機長からの指示を遵守しない乗客に対し、必要な措置を取る
- 違反者を目的地空港にて降機させる場合があります。なお降機を行った場合、違反者に対しその損害額を請求する。
- 違反者を到着国を問わず、法執行機関に引渡す。
- 航空会社の所有財産破壊に対する補償金を請求する。
- 禁固刑(2年以下。国により異なる)
- 2000~5000ルーブルの罰金(国により3000ドル以下の罰金)、または15日以内の行政拘留。
- 以降の当社便利用の拒否。なお、すでに締結されている運送契約は破棄するものとし、これに対する金銭的補償は行わない。
- ロシア連邦、その他の国によって発行されたビザの無効化。
- マスメディアやインターネットサイトにおいて、事件についての詳細を公表。
- 航空機内において機長の合法的な指示に従わない乗客に対し、2000~5000ルーブルの行政罰金、または15日以内の行政拘留が課される場合がある(2009年12月21日付ロシア連邦法第336-F3号により追加された行政違反行為法の第6章11.17条にもとづく)
お客様の安全を確保するため、非常口座席には特定のグループに該当するお客様にご利用いただけません。万が一の場合、非常口座席に着席されるお客様には客室乗務員の指示のもと、緊急脱出時の援助をお願いします。そのため、非常口座席はオンラインチェックイン時に指定ができなく下記のお客様にご利用いただけません。
- 12歳未満のお子様(同伴者がいる場合を含む
- 妊婦の方、・ペットをお連れの方
- お体の不自由な方
- 延長シートベルトをご利用の方
- ロシア語または英語できない方
非常口前の座席は、18歳未満の方にご利用いただけません。上記に該当するお客様に対し、チェックインカウンター職員が誤って、非常口座席の搭乗券を発行した場合、客室乗務員が座席の変更をお願いする場合がございますので、予めご了承ください。